2017年2月13日(月) 太田プロ月笑ライブ報告

2017年2月13日(月)太田プロ月笑ライブ報告

2017年開幕戦も満員御礼。いつもありがとうございます!ロビーでは、プロ野球選手というもう一つの夢を叶えた360°モンキーズそうすけが、そのリアルを綴った書籍『最速123キロ、僕は40歳でプロ野球選手に挑戦した』のサイン会をしていました。一度諦めた夢を追いかけ掴む、そうすけの姿に誰もが勇気をもらえる一冊です。

オレンジセレナーデ前説を担当したのは、オレンジの髪色が特徴的なオレンジセレナーデ。
声出しの練習や高校野球ものまねなどで客席をあたためました。

オープニング 開幕戦MCを務めたのは、2016年月笑王者となったアルコ&ピースではなく、風藤松原。アシスタントの笹木香利が「今までは前回の月笑優勝者がMCをするシステムでしたが、今年からバージョンアップしました」とその理由を説明する。歴代王者を中心とした7組からなるレギュラーコーナーを設け、毎回4〜5組が月笑に出演、その中の1組がMCに選出されるシステムが新たに適用されたのだ。そして、賞レースを狙うためネタの制限時間がより厳しくなった。GⅡ3分・GⅠ4分の制限時間を15秒過ぎてしまうと強制的に暗転となり、アンケート対象外となってしまう。これには思わず、「月笑初代王者になって(レギュラーメンバーになれて)良かった」と安堵の表情を浮かべる風藤松原だった。

また、松原と笹木とそうすけが同じ誕生日だという話題では「同じ誕生日なのに僕とそうすけさんは全然違う。陰と陽だと言われています」と苦笑する松原に笹木が「私はその中間に立つ!」と元気よく宣言する。ほんわかトークの後、ネタバトルがスタートした。

GⅡコーナーは、シノノメ/パニーニ/ハナイチゴ/青色1号/ガッチキール/FREE MONKEY/ダックスハント/マシンガンズの8組。

月笑初登場でトップバッターのシノノメは、ある派閥について激論する。パニーニは、ショートものまね。ありそうなシーンの数々に惹きつけられた。ハナイチゴは、関谷の本音を赤裸々に吐露する。青色1号は、ボクシングを辞める日本王者をトレーナーが引き止めると予想だにしない展開に!ガッチキールは、「心臓の鼓動がおかしい」と病院に訪れた穴井。中村医師が穴井の体に聴診器を当てると…。FREE MONKEYは、漫才に時事ネタを取り入れたい。ダックスハントは、一度も行ったことがないからと葬式参列の予行練習をする。マシンガンズは、既婚者だが恋がしたいという気持ちが消せないため、 “石原さとみ”とのプラトニックな妄想恋愛を漫才に。滝沢が、西堀扮する“さとみ”の家に行くと…。世界観に没頭するマシンガンズは「楽しい」を連呼、客席からは「かわいい」の声がする。風藤松原・松原は冷静に「二人共結婚生活が長いので、ネタで現実逃避をしている」とコメントしていた。

シノノメ パニーニ ハナイチゴ 青色1号
シノノメ パニーニ ハナイチゴ 青色1号
ガッチキール FREE MONKEY ダックスハント マシンガンズ
ガッチキール FREE MONKEY ダックスハント マシンガンズ

次のゲストコーナーは、『ヤーレンズ』(ケイダッシュステージ)、柳原可奈子(太田プロ)が、軽妙な語り口調と類い稀なる洞察力で会場を笑いの渦に巻き込んだ。

そしていよいよ、GⅠコーナー!新宿カウボーイ/ワールドヲーター/アイデンティティ/ギャルズ/パーマ大佐/360°モンキーズ/ぐりんぴーす/火災報知器の8組が登場した。

仕事の都合により、アイデンティティがGⅠコーナーのトップバッターを務めた。見浦がカラオケ店に行くと声優の野沢雅子さんがバイトをしていて…。新宿カウボーイは、漫才をマイナスからスタートさせるかねきよのギャグ「こんばんわんこそば」の謎に迫る。本日の出た目は“5”。ワールドヲーターは、映画『君の名は。』の主題歌で踊る『ヲタの名は。』。ギャルズは、コント『教師の宿命』を。今年もドタバタ!パーマ大佐はまず、「お騒がせしてすみません」とぺこり。ツッコミアンサーソングを披露した。360°モンキーズは、四国アイランドリーグでのある出来事をネタに。ぐりんぴーすは、牧野が落合に“ずっと隠していたこと”で漫才。火災報知器は、敏腕スクープカメラマン・高松に憧れる小林が「アシスタントにして欲しい」と懇願する。

アイデンティティ 新宿カウボーイ ワールドヲーター ギャルズ
アイデンティティ 新宿カウボーイ ワールドヲーター ギャルズ
パーマ大佐 360°モンキーズ ぐりんぴーす 火災報知器
パーマ大佐 360°モンキーズ ぐりんぴーす 火災報知器

今シーズンから増設されたレギュラーコーナーでは、トップリード/風藤松原/アンバランス/タイムマシーン3号がネタを披露した。

トップリードは新入社員と編集長とのやりとりで、時空を超えるようなコントを。風藤松原は、シンデレラを題材に漫才をする。アンバランスは、ある理由でステージに立ちたくないと駄駄を捏ねる黒川を、引きずり出そうとする山本。山本が「ベテランてだけでレギュラー枠にされてんぞ!?」と、叫ぶシーンも爆笑だった。タイムマシーン3号は、引っ越したい山本が物件の内見をすると驚くことばかりで…。

トップリード 風藤松原 アンバランス タイムマシーン3号
トップリード 風藤松原 アンバランス タイムマシーン3号

お待ちかねの企画コーナーは、『太田プロスケッチ伝言ゲーム』が行われた。火災報知器、新宿カウボーイ、マシンガンズ、ぐりんぴーす、タイムマシーン3号の10人がツッコミチームとボケチームに分かれ、お題「PPAPをするドラえもん」を描いて伝言ゲームをする。

ゲームが進む中、ツッコミチームの石沢のイラストに客席は悲鳴を上げた。バトンを受けた滝沢が上手く軌道修正…したように感じたが、「キャッチャーをするドラえもん」「のび太のお見舞いに来たドラえもん」などの答えばかりで、ツッコミチーム正解者0人という結果に。ボケチームは「そのイラスト、自分を描いたの?」とかねきよがツッコミを浴びるなどの波乱もあったが正解者多数で、ボケチームがツッコミチームに勝利した!
最後に、ゲスト・かがわの水割画伯が見本となるような「PPAPをするドラえもん」の絵を披露すると、客席からは「おー!」と感嘆の声。月笑芸人達の絵心が知れる企画コーナーとなった。

太田プロスケッチ伝言ゲーム 太田プロスケッチ伝言ゲーム 太田プロスケッチ伝言ゲーム

エンディングでそうすけが、自身のエッセー本を「初出版させていただきました。読まなくてもいいので、メモ帳に使っていただければ…」とPRしツッコまれると、相方の山内は「2月からラーメン屋を始めました」とご報告。早稲田大学近くのラーメン屋“sagane麺ya”の店長になったことを芸人ではなくラーメン屋の店長のテンションでPRしていた。月笑開幕戦前日に実際にラーメン屋を訪れた筆者は、山内がつくった“高知黒こげラーメン”の上品な美味しさに虜に…。他メニューも気になっており、再来確実!皆さんも訪れてみては?

エンディング次世代王者決定戦と題し、バーションアップした月笑。ここから、次なるスターが続々と誕生する。また、レギュラーコーナー(インスタントジョンソン、風藤松原、アルコ&ピース、トップリード、ダーリンハニー、アンバランス、タイムマシーン3号)のネタ・MCも見逃せない!次回の月笑は3月13日(月)に開催。お楽しみに!
(ライター:西田有希)

西田有希:1982年徳島県生まれ。2008年に第3回JUNON恋愛小説大賞受賞をきっかけに、本格的に執筆活動を開始。またお笑い界にも精通しており、ライブリポートも数多く発表している。著書に第3回JUNON恋愛小説大賞受賞作品を収めた「ファン」(主婦と生活社)がある。
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