2017年6月12日(月) 太田プロ月笑ライブ報告

2017年6月12日(月) 太田プロ月笑ライブ報告

月笑は、6月から霞ヶ関にあるイイノホールにお引越しいたしました。洗練された空気感、落ち着いた大人の雰囲気のこの会場で、新たな月笑の歴史が刻まれます。今回は初回公演ということで、遊び心満載のスペシャルライブとなりました。太田プロらしいアットホームでありながら、豪華なライブ。一体、どんなライブになったのでしょうか!?

新宿カウボーイ前説は、新宿カウボーイが担当。かねきよが「(自身は)芸能人ですよ」とお客さんに握手を求めた後、あるない、ペンのくだり(ペンではなく紫陽花)、こんばんわんこそばなどを披露。笑い声よりも拍手が起こってしまう場面では、かねきよが「ダチョウ倶楽部の上島さんにね『芸人が小ネタやって、拍手をもらうようになったらおしまいだぞ』って言われたことがあります」と、ぶっちゃける。新宿カウボーイらしい前説で、マイナスからのスタートとなった!

つるの剛士今回は特別に太田プロ歴23年のつるの剛士がMCを、笹木香利がアシスタントを務める。登場するやいなや「会場が広い!」と驚く笹木、「こんな日にMCに呼んでいただいて光栄ですね」と喜ぶつるの。そして、笹木が本日のゲスト名を読み上げると、“中野カウボーイ”という気になる名前が…。「さっき出ていましたもんね」(つるの)、「さっきは、“新宿”カウボーイが出たんですけど」(笹木)、「そっか!“中野”カウボーイ!隣の駅ですね」(つるの)、新宿の隣“中野”カウボーイの正体は、ゲストコーナーで明らかになる!

最初は、アンバランスと風藤松原が登場の『レギュラーコーナー・前半』!トップバッターのアンバランスは、黒川が山本に再婚相手を紹介しようとする熱い漫才。風藤松原は『赤ずきんちゃん』を題材にまったりとしたテンポの漫才を披露した。

アンバランス 風藤松原 アンバランス&風藤松原
アンバランス 風藤松原  

次のGⅡコーナーでは、360°モンキーズ/アブリカルビ/ノブナガ/エールタワー/ストレッチーズ/ダックスハント/パニーニ/ぐりんぴーすの8組が登場した。

360°モンキーズは、街で見かけた人など、ショートコントの数々。アブリカルビは、ワインのソムリエに憧れた大塚がワインの説明をしようと必死にチャレンジ。ノブナガは、ラブソングをテーマに躍動感あふれる漫才。エールタワーは、石井が話すハワイ旅行でのハプニングに気になる点があって…。ストレッチーズは、「売れていい女性と付き合いたい」と言う福島。でもすぐに、売れてから寄ってくる女性は本当にいい女性なのかと危惧する。そこからテンポ良く展開していく漫才。ダックスハントは、全校集会での校長先生の朝礼のシーン。朝礼をする校長先生が、ヤバイ奴だったらどうなるか。パニーニは、「じわじわ笑っていただきたいと思います」と、お馴染みの“空耳アワー”でありそうな作品や“ロボコン”のルールは分からないが会場が湧きそうな見せ場などを披露する。ぐりんぴーすは、居酒屋でアルバイトをしている牧野が新しいクレーム対処の方法を編み出す。

360°モンキーズ アブリカルビ ノブナガ エールタワー
360°モンキーズ アブリカルビ ノブナガ エールタワー
ストレッチーズ ダックスハント パニーニ ぐりんぴーす
ストレッチーズ ダックスハント パニーニ ぐりんぴーす

ここでゲストコーナーに突入し、『もりせいじゅ』(浅井企画)、『四千頭身』(ワタナベエンターテインメント)、『ヤーレンズ』(ケイダッシュステージ)と他者ゲストが続いた後、太田プロからは柳原可奈子と中野カウボーイ。ついに、中野カウボーイがそのベールを脱いだ!

中野カウボーイの正体は、ダチョウ倶楽部の肥後と上島。会場が揺れるほどの大歓声が起こる。「こんばんわんこそば」でマイナスからのスタート、あるない、など新宿カウボーイのギャグもさることながら、「どうぞどうぞ」などダチョウ倶楽部のギャグも織り交ぜられた豪華な漫才だった。

柳原可奈子 中野カウボーイ
柳原可奈子 中野カウボーイ  

ネタ後のMCとのトークで、肥後が「苦手な後輩が一人来ているから、上島さんがその人ばっかり意識しちゃって…」と話すと、上島が「土田くん」とその名を明かす。すると、土田晃之がサプライズ登場し会場大盛り上がり!「“後輩”が頑張るっていうから来た」とコメントする土田だった。

次はネタバトルに戻り、GⅠコーナー!ガッチキール/さすらいラビー/パーマ大佐/末吉くん/火災報知器/マシンガンズ/アイデンティティの7組が登場した。

ガッチキールは中村が稲川淳二さんに扮して、あるシーンで「怖いな〜怖いな〜」と連呼。さすらいラビーは、動物を愛する獣医をアメリカのアニメのような感じでコミカルに演じた。パーマ大佐は、童謡にツッコミ。『赤い靴』『げんこつ山のたぬきさん』をアレンジし、歌う。末吉くんは、娘の結婚に反対するお父さん役の平泉成さんから、古舘伊知郎さんのものまね。火災報知器は、飲み会帰りのサラリーマン。上機嫌の高松が、瞬く間に酔いが覚めるほどの災難に見舞われる。マシンガンズは“Yahoo!知恵袋”を使い、最近の芸能界の話題を斬る。アイデンティティは、野沢雅子さんと鳥山明先生(ロボット)の漫才で会場を沸かした!

ガッチキール さすらいラビー パーマ大佐 末吉くん
ガッチキール さすらいラビー パーマ大佐 末吉くん
火災報知器 マシンガンズ アイデンティティ  
火災報知器 マシンガンズ アイデンティティ  

次の『レギュラーコーナー・後半』は、ダーリンハニー、トップリード、インスタントジョンソンの3組が登場!ダーリンハニーは、吉川が「ナガシと一緒に鉄道イベントに出たい」と、ある提案をする。トップリードは、友人・新妻が和賀家に遊びに来た。くつろいでいる姿に和賀が激怒してしまい…。インスタントジョンソンは、上司とカラオケに行くじゃいのおべっかが止まらない。

ダーリンハニー トップリード インスタントジョンソン
ダーリンハニー トップリード インスタントジョンソン

そして、最後はスペシャルゲスト山田邦子が登場した。サザエさんのオープニング曲を歌ってからの瀬川瑛子さん、中村玉緒さんなどのものまねで観客を魅了した!

山田邦子

エンディングは、太田プロの伝統芸能“熱々おでん”で締めた。上島竜兵が「しらたきだけはダメ!」と嫌がりながら、熱々おでんの餌食になると、次に白羽の矢が立ったのは山田邦子。しっかりと、熱くなったコンニャクの洗礼を受ける姿を見て、これが太田プロの伝統芸能なのだと改めて実感する。そんな山田邦子は、明日誕生日を迎える。みんなでお祝いしようと大きなケーキが登場し、つるのが歌うバースデーソングが響き渡る。すると、山田が「あれないの?(ケーキの上に)ロウソク」とおもむろに言うと、「消防法でしょ?」とインスタントジョンソンゆうぞうがあっけらかんとした感じで発言し会場大爆笑!そしてやっぱり、「おめでとちゃ〜ん!」と和やかにイイノホールスペシャル月笑ライブは終演した。

 

 

次回の月笑は、7月10日(月)・霞ヶ関のイイノホールで19:00開演です。豪華な舞台を目指し、若手がどんどん育っています。もちろん、ベテラン陣も負けていません!切磋琢磨しながら日々進化する太田プロライブ月笑に、またお越しください!!
(ライター:西田有希)

西田有希:1982年徳島県生まれ。2008年に第3回JUNON恋愛小説大賞受賞をきっかけに、本格的に執筆活動を開始。またお笑い界にも精通しており、ライブリポートも数多く発表している。著書に第3回JUNON恋愛小説大賞受賞作品を収めた「ファン」(主婦と生活社)がある。
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