2017年3月13日(月) 太田プロ月笑ライブ報告

2017年3月13日(月)太田プロ月笑ライブ報告

さすらいラビー小さい宇野・ノッポ&アゴの中田、さすらいラビーが前説を担当しました。太田プロに来て数ヶ月、お手伝い芸人として月笑を影から支えていた彼ら。前説といえども月笑のステージに立つのは初。しかし、初めてとは思えないくらいの落ち着きと引き出しの多さで観客を魅了しました。実は、さすらいラビーの二人は高学歴。再び登場した際は、見た目と喋りと学歴に注目してみてはいかがでしょうか。

オープニング 今年からバージョンアップした月笑、今月はトップリードがMCを、窪真理がアシスタントを担当。つい先日、第1子が誕生したばかりの新妻に会場からあたたかい拍手がおくられる。すると新妻が「大変だったんだから!痛くて痛くて…本当に鼻からスイカ」とコメントし、ほっこりとした笑いに包まれた。もちろん、大変だったのは新妻の奥さん。出産に立ち会った時の様子を臨場感たっぷりに再現する新妻、冴え渡る和賀のツッコミ、トップリードの芸術的なトークに目が釘付けになった。また、舞台袖でギャルズのベーグル吉村がパチバチと顔を叩き気合いを入れた音が会場に漏れ、それを和賀が鋭くツッコんで、笑いとなる一幕も!気合いじゅうぶんでネタバトルがスタートした。

GⅡコーナーは、ギャルズ/末吉くん/アブリカルビ/ダックスハント/FREE MONKEY/新宿カウボーイ/360°モンキーズの7組が登場した。

ギャルズは、毒ガスが発生する部屋に閉じ込められた吉村と手塚先輩が、悪人(戦艦蓮見。)からの指示でゲームをすることになるのだが、やっぱりドタバタの展開に!末吉くんは、古舘伊知郎さんと平泉成さんのものまね。末吉くんにしかできない演出や構成が楽しい。「ジュージューパクッ」と挨拶したアブリカブリは漫才で、CMに出たい。ダックスハントは、もしも、映画館でヤバい人に出会ってしまったら…狂気的な漫才。FREE MONKEYは、お財布を拾った時に登場する心の中の天使と悪魔が、お財布以外のシーンに出て来たらどうなるか。新宿カウボーイは、いつものように石沢の前を通り「こんばんわんこそば」と挨拶ギャグをするかねきよに、石沢が「なぜ前を通るのか?」と指摘して…。本日のサイコロの出目は“3”。360°モンキーズは、ショートコントをたくさん。以前、ビートたけしさんと一緒にカラオケに行く貴重な機会があり、その時に起こった出来事もネタにして大爆笑!

ギャルズ 末吉くん アブリカルビ ダックスハント
ギャルズ 末吉くん アブリカルビ ダックスハント
FREE MONKEY 新宿カウボーイ 360°モンキーズ  
FREE MONKEY 新宿カウボーイ 360°モンキーズ  

次のゲストコーナーは、先日行われた“R-1ぐらんぷり”で3位となった『石出奈々子』(浅井企画)と、柳原可奈子(太田プロ)が、女性にしかできない芸で観客を独自の世界に引き込んだ。

そしていよいよ、GⅠコーナーへ突入!パニーニ/ガッチキール/マシンガンズ/ワールドヲーター/パーマ大佐/ぐりんぴーす/アイデンティティ/火災報知器の8組が登場した。

パニーニは、お馴染みの“タモリ倶楽部”空耳アワーを皮切りに、ショートものまねの数々。ガッチキールは、病院に訪れた古畑任三郎。院長先生を殺したのは…?マシンガンズは、“石原さとみ”に扮する西堀がだんだん本物にみえてくる、願望だらけの「恋がしたい」漫才。可愛い彼女とのプラトニックな恋、初々しいデートにキュンキュンした。ワールドヲーターは、要メガネアシスタントを従え増員、踊る。パーマ大佐は、“Jポップの歌詞あるある”で弾き語り。ぐりんぴーすは、牧野が両親への感謝を歌に込めると落合が…。アイデンティティは、野沢雅子さんと人造人間17号のコンビで、ドラゴンボール漫才。バージョンアップ月笑初Vの火災報知器は、お見合いに行くためにオーダースーツを注文した高松と店員・小林とのやり取りが絶妙だった。

パニーニ ガッチキール マシンガンズ ワールドヲーター
パニーニ ガッチキール マシンガンズ ワールドヲーター
パーマ大佐 ぐりんぴーす アイデンティティ 火災報知器
パーマ大佐 ぐりんぴーす アイデンティティ 火災報知器

今シーズンから増設されたレギュラーコーナーでは、トップリード/風藤松原/アルコ&ピース/インスタントジョンソンがネタを披露した。

トップリードは、変わった会議を提案したいと会社員二人が話し合う。しかし、あることから小競り合いになってしまう。風藤松原は、浦島太郎を題材にした漫才を。アルコ&ピースは、一人で収録に挑む酒井の楽屋に訪れたのは、平子ではなく実は…。インスタントジョンソンは、営業先で肉離れを発症してしまったゆうぞうの松葉杖姿をいかした巧妙なコントを披露した。

トップリード 風藤松原 アルコ&ピース インスタントジョンソン
トップリード 風藤松原 アルコ&ピース インスタントジョンソン

エンディング企画コーナーは『太田プロP(ピン)1グランプリ』が行われた。普段コンビやトリオを組んでいる芸人たちにピンネタをしてもらい、チャンピオンを決める。1年前にも実施され、火災報知器高松が優勝している。

本日エントリーしたのは、アルコ&ピース酒井、ぐりんぴーす牧野、トップリード新妻、アイデンティティ田島、火災報知器高松の5人。

アルコ&ピース酒井のネタタイトルは「10年前だったらスーパー売れている奴」。かなり“エンタの神様”の匂いが漂っていた。ぐりんぴーす牧野は、昨年のこのコーナーで披露した石灰喰い太郎をあえて封印し、ある曲を替え歌して踊る。トップリード新妻は、ネタタイトル「夫婦生活が大変」で一人コントを。R-1セミファイナリストのアイデンティティ田島は、もちろん、野沢雅子さん。最後に、火災報知器高松扮するおっちょこちょいなピアニカ太郎が特技を見せると、会場の大爆笑をかっさらった!結果、火災報知器が『第2回 太田プロP(ピン)1グランプリ』優勝を飾る。これでこの企画2連覇となった。

アルコ&ピース酒井 ぐりんぴーす牧野 トップリード新妻 アイデンティティ田島
アルコ&ピース酒井 ぐりんぴーす牧野 トップリード新妻 アイデンティティ田島
火災報知器高松 結果発表 火災報知器高松  
火災報知器高松 結果発表 優勝 火災報知器高松  

エンディングエンディングトークは、いつものように告知やゲストとのトークで花が咲く。このまま和やかに終わると思いきや今日は違った。窪が締めの挨拶をしているところに突然、かねきよが乱入してきたのだ。どうやら、ペンのくだりをしたいようで…。MCはかねきよを戻らそうとするのだが「いや、まだ終わってないですよ!」と平子。すると、会場一体となって「やろう!」コールが発生する事態に。「お客さん、かねきよさんの一世一代のギャグを見て帰ってください!」と熱い平子。満を持して披露したペンのくだりギャグは「これ、ペンじゃなくてハイパーオリンピックです」と、ファミコンソフトを見せていた。

予測不能、爆笑必至の太田プロライブ月笑、次回は4月17日(月)に開催される。
また遊びに来てくださいね!
(ライター:西田有希)

西田有希:1982年徳島県生まれ。2008年に第3回JUNON恋愛小説大賞受賞をきっかけに、本格的に執筆活動を開始。またお笑い界にも精通しており、ライブリポートも数多く発表している。著書に第3回JUNON恋愛小説大賞受賞作品を収めた「ファン」(主婦と生活社)がある。
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