笑撃!『最新J-POP MEGA HITS! BEST 40』

スペシャルインタビュー

笑撃!『最新J-POP MEGA HITS! BEST 40』

マンクマン(有吉弘行/川島省吾)×ダーリンハニー(吉川正洋/長嶋智彦)

photo

今回は、太田プロ注目若手ダーリンハニーが、マンクマンにインタビューを決行。2003年2月21日『最新 J-POP MEGA HITS! BEST 40』 CD発売にあたり、マンクマンの2人に、音楽について、そして素顔までを追求すべくインタビューを試みたが…!?

■ ついに『最新J-POP MEGA HITS! BEST 40』発売 ■

photo川正洋:CD聞かせていただきました。

島省吾:そう。じゃあ、お気に入りの曲を言ってくれよ。

:そうですね。俺を殺してくれ…みたいな…。

吉弘行:みたいな? 本当に聞いた?

:そうだよ。桑田圭祐の曲聞いて、『エリー』みたいな曲なんて言うか? 言わないだろ?

:すいません。でも、本当に聞きましたよ。『ミッドナイトパーティー』よかったですよ。

:それ、俺が歌ったやつだ。どういうふうに、よかった?

:最後のほうで、転調して…オチですかね。

:そう、ありがとう。ところで、長嶋は、CD聞いてないの?

嶋智彦:CD、吉川が持って行ってましたからね。

:えっ、聞いてないの?

:聞きましたよ! でも…。

:『バニーフラワー』は? 一応メインなんだけど。

:よかったですね。あと、サンタクロースしか、言わないやつもよかったです。それにしても、40曲全部、クオリティが高いというのは、すごいことですね。それなりのご苦労もあったと思うのですが。

:そうですね。中途半端はやりたくないと思って、50曲あったのを、40曲に削ったんだけどね。

:10曲も削られたんですか?

:まあね。でも、当然だよ。

:ところでさ、何かネタ見せろよ。ショートコントやれよ。

photo:ここで…ですか? 今日はインタビューをしに来ているんですけど…。

:それぐらい、できるだろう。

:…はい。それでは、『浦島太郎』。

(ここでダーリンハニー、ショートコントを披露。)

:おもしろいねぇ。ところで、亀って、アソコが、すごく大きいんだってね。

:…それで、マンクマンの音楽のルーツをですね…!

:もっと、亀の話をしようよ。

:おふたりが影響を受けた音楽は何ですか? ジャケットはインド風ですよね。

:俺は、誰にも影響されない。

:俺も。

:俺たちは、他人の音楽とかを、聞いたことがないんで、真っさらなままなんだ。そういうピュアなところから、音楽を作って…。

:心から湧き出て来るものを、音にしているんですか?

:聞いている意味がよくわからないんだけど。それは、俺たちに質問したいわけ? それとも、自分らは、こういうことを言えるんだって言いたいわけ?

:質問したいんです!

:質問になってないよ。演説だよ、演説。

:(気を取り直して)ギターも、おふたりが弾いてらっしゃるんですよね。

:そうだよ。

:曲が後半に近づくにつれて、だんだんコードの抑えが甘くなっているように思うんですけど。

:何だよ、甘いって!

:正直、そういうところがあったんですよ。何だか、音が出てないな、みたいなところとか、ベンベンしちゃっているところとか…。

:腕立てやれよ、腕立て。何だよ、感じ悪い。

:そうだよ。こんな感じ悪いインタビュー、初めてだよ。

:…とりあえず、軽くでいいから、やっとけ…。

マンクマン・有吉弘行:(無言のまま、腕立てをする)

:おまえ、前より、肩幅とかがっちりしてきたよなー。しまってきたというか。

:この間、テレビ見てたら、太る人は、太る脳になっているって言っていたんだよ。太ってもいいやって、脳が思っちゃうんだって。

:俺はどっちだろう…間違いなく太る脳だな。おまえは、体重何キロなの?

:50キロです。

:スレンダーだね。立っても座っても。ところで、松浦亜弥の物マネ、できるんだって?

:ここで、やるんですか…? (意を決して、物マネで)「あややだよ」

:かわいいよな。ところで、今日は何でギター持って来たの?

:最後にやろうと思ったんですけど…。マンクマンのおふたりは、CDデビューされてるじゃないですか。俺たちもネタで歌を歌っているんで、いつの日か、CDデビューするのが、夢なんです。

:甘いよ、考えが。でも、聞かせてよ。

:では、評価のほう、お願いします。(一曲熱唱)

:アンコール、アンコール…!

:では、二曲目。『俺はおまえが』。「俺は俺は、おまえ、おまえが〜〜〜」

:アンコール、アンコール…!

:じゃあ、俺らのメインの曲なんですけど、『ラブゲッチュー』。「〜ラブラブラブラブゲッチュー〜〜」(全員声をそろえて大合唱)

:アンコール、アンコール…!

:もう、ないです。

:3曲目の曲は、どっかに申請してるの?

:してる?

photo:してない。

:じゃあ、これ、うちらの曲な。

:えっ…これ、ネタでもうけるし、これ、僕たち、メインの曲なんで…。

:ジャスラック、申請してる?

:いえ。

:じゃあ、それ、うちらの曲な。「『ラブゲッチュー』はマンクマンの曲です」って、言ってみな。

:…。

:早く言えよ! 俺らの曲、40曲、全部やるから、この曲くれよ。

:『ラブゲッチュー』は…、マンクマンの…曲…です…。

:よしっ。今後、この曲を使うときは、うちらがこの曲を貸してるってことになるから。そういうことで。7:3ね。

:えっ、俺らにも、権利くれるんですか? 3ですか?

:7あげるよ。

:それなら、『バニーフラワー』歌ってもいいってことですか? 

:いいけど、そのときは俺らが7ね。握手して、契約成立ね。でもさ、インタビューから契約にまでこぎつけるなんて、すごいやり手だよね。

:……(苦笑)。

■ アルバムのテーマ ■

:『お赤飯』は、ドキっとする題名ですよね。曲を聴いていると、マズそうな歌詞が出てくるところに、ピーッって。それにしても、ピーッが多いですよね。あれって、アーティストにとっては、非常に心外なことですよね。規制されてしまうというか。

:そうね。でも、実際、ピーッのところで言っていることって、かなり差別的だから。

マンクマン・川島省吾:一番言いたいことが、ピーッの部分だったり、しませんか?

:そうね。

:タイトルが、『最新J-POP MEGA HITS! BEST 40』ですが、この40曲が現在のJ-POPの最新のヒットだという自負があって、このタイトルになったんですか? タイトルの由来は?

:まあ、これにしておけば、買ってくれるかな…と。

:マンクマンだとわかったうえで、買ってもらえると? それとも、間違えることもあるかな…と?

:俺たちを、浅はかな人間だと、思ってるんじゃないぞ。バカヤロウ! ジャケットに、注意書きがあるだろう、ちゃんと。おまえたちさ、俺を愚弄してるよ。

:えっ、愚弄!?

:愚弄されたの、初めてだよ。

:そうだよ。ミュージシャンとして、全然扱ってくれてないもの。

:扱ってますよー。

:自分らばっかり、ギター持って生で歌ったりしてさ。

:だって、歌えと言ったから…。

:腕立てします、とか。

:それも自分達が言ったんですよ!!

:何とか音楽の話に戻そうとしてるんですけどねぇ…。俺ら、一生懸命、やってるんですけどねぇ。(再び気を取り直して)…笑撃のファーストアルバムとありますが、ミュージシャンとお笑い芸人のバランスというのは、難しいと思うんですけど。

:バカにしてんでしょ。衝撃を笑うという字に変えれば、お笑いっぽいと思っているのか、とか。

:思ってませんよー。ただ、どのぐらいの比率でやっているのかなと思って。

:それさ、理屈でやること? 何対何とか、考えてると思ってるの? バカじゃねーの、おまえ。おまえ、普段生活してる時さ、今日は7:3でフェミニストで行こうとか考えてんの?

ダーリンハニー・吉川正洋:考えてませんけど、よく、インタビューとかで、そういう聞き方するじゃないですか。

:どこで? おまえ、割合で計算して生きてんのかよ。

:生きてないですよ。

:自分の感覚を人に押しつけんなよ、バカ!

:吉川くんは、このアルバムを聴いて、どう感じたの?

:僕は正直言って、ほとんどふざけてるように聞こえたんですよ。狂気というか。

:狂気ねぇ、嬉しいねぇ。

:うん。

:狂気の中の正気というか、ふざけてやっている中の、真面目にやっているところとか。

:何対何だと思う?

:うーん、そうですねぇ…。

:人類は、あやふやな概念をはっきりさせるために、数字を作り出したんだろ? おまえ、それを何となくで使っちゃダメだよ。文明に対しての失礼だよ。

:確かにそうですね。インド人が好きだから、そういうことを知っているんですか? 0を発見したのは、インド人だから?

:いろいろなミュージシャンが行き着いた先が、インド音楽っていうのは、意外に多いんですよね。

:音楽を突き詰めた結果、0を作ったインド人がすごい…と。

:でも、それは、音にはあまり関係なかった…と。インド楽器とかは、使ってなかったですね。

:0なんだよ、0。何にもない。強いて言えば、2。二人でやっているから。0+0も0。0×0も0ですけど、行き着くところは2になるの。

:インド風のジャケットと音楽は、関係ないと。

:ジャケットの話はもういいよ。俺たち、音楽の話をしたいんですけど。

:さっきから結構、音楽の話をふっているつもりなんですけど…。

photo:『最新J-POP MEGA HITS! BEST 40』の40曲を通して聴いて、感じたことは何? ひとつのテーマがあるんだよね。絶対に譲れない、ひとつのテーマが。

:何ですかねー? テーマですか…。僕が聴いた中では、やっぱり反抗心ですかね。

:ぶーっ。

:えーっと、何でしょうね…何だろうな…。

:答えるのは、これでラストチャンスね。

:愛とか、そんなのじゃなく…何だろう。そう、日本を感じますね。愛国心とか。

:正解は、愛国心だと思っている?

:ええ、まあ…。

:正解!! 結局、日本なんだよ。

:ああ、そうですか。やっぱり。『くたばれカナダ』とか、『お肉』とか、そういったものもすべて、愛国心から来ているものだということですね。日本が好きだから…と。

:ああ、でもね、愛国心って、別に日本人だけが感じるものじゃないでしょ。

:何で日本になっちゃうのかな。ここが日本だから?

:人間が生まれた場所を愛するという…

:そう、それを日本だけとは、言ってないでしょ。

ダーリンハニー・長嶋智彦:確かにそうですね。

:ジャケット見たらわかるでしょ。

:広島だよ、広島。有吉くんの地元だから、僕も広島。広島が故郷。

:でも、アルバムには、広島とか、出て来ないですよね。『ロケットボーイズ』とかには、広島を感じないですよね。

:そう。

:広島なんて、俺だって初めて聞いたよ(笑)。

:そうですよ。宇宙でケンカだとかなんていう歌詞があるし。愛国心、全然関係ないじゃないですか。CDのアピールをもっとしてくださいよ。

:おまえが、聞かないからだよ。

:いえ、僕としても、もっと音楽のことを聞きたかったんですよね。でも、聞けないんですよ。聞くスキがないというか。CDを出すということは、すごいことなんですよ。それなのに……。

:ああ、何だか、女子高生と話してるみたい。細かいことを、ネチネチと…!

:そうですね。

:何だか俺、ダーリンハニーをいじめて、悪口言ってるみたいになってるよ。

:いえ、そんなことないです。(またまた気を取り直して)発売が、2/21ということですが。

:2、2、2でそろえたんですよ。

:へっ? 2003.2.21なのに、2がそろってるって言いますか? どうせなら、2002.2.22発売と行きたかったですよね。

:でも、2が3つも入っているじゃない。

:2、2、2、2003.2.21発売、『最新J-POP MEGA HITS! BEST 40』、よろしくお願いします。

■ マンクマン×ダーリンハニー、本当の関係 ■

:僕らが初めて太田プロライブに出たとき、川島さんは、まだ出てなかったんですよね。僕らが出始めてしばらくしてから、川島さんが、出るようになったんです。

:そんなわけねーだろ!

:僕らが出始めたとき、川島さんはちょうど、コンビ解散したあとだったんです。それで、しばらくしてから、お会いして、おごってもらったり、ネタの批評をしていただいたり。有吉さんとは、ファンクラブの会報の企画で、「有吉好き集まれ」というので、僕、優勝したんですよ。有吉さんのこと、好きなんです。川島さんは、普段は、今日の対談のような雰囲気じゃなくて、もう少し、普通ですよね。

:普通…か。

photo:川島さんは、飲むと宇宙の話を始めるんですよね。

:宇宙の話をしちゃ、いけないのかよ。

:いえいえ、僕、川島さんのする宇宙の話が好きなんですよ。他にも、時間軸の話とか、世の中の不思議だとか。尊敬してます。

:有吉さんとお話したのは、今日が初めてです。今までは、ご挨拶だけで。

:僕は、正直言って、ダーリンハニーとのつき合い方が、まだよくわからないです。何だかまだ、とまどってます。

:初めて会ったとき、僕ら、ノンキーズになりたいですって言われ、大丈夫だよって言ったんですけど。

:言ってないですよ。

:でも、これからも、自信を持ってやり続けてください。

:最後に、もう一度、CDの宣伝を是非お願いします。

:2/21に出すことになりましたCD『最新J-POP MEGA HITS! BEST 40』を是非。

:笑撃のCDアルバムを手に取ってみてください。正直言うと、後半になって疲れてきて、ギターのコード抑えるのとかが大変だったという面は否めませんが。

:7:3でお笑いです。是非、聞いてください。

:さっきは、数字では言えないって言ってたじゃないですか!!

ストイックな作品づくりを続けるアーティスト『マンクマン』。“アーティスト”はやはりどこか個性的で良い意味で“変人”なのであろう。音楽インタビュアーの難しさを、身をもって体験したダーリンハニ-であった・・・。

–> 有吉弘行プロフィール

–> 川島省吾プロフィール

–> ダーリンハニープロフィール

サインマンクマンとダーリンハニーのサイン入り生写真を二名様にプレゼントします。

ご応募は、お一人様一通まで。メールのタイトルは『マンクマンとダーリンハニープレゼント応募』としてください。〆切2003年3月10日(月)午前0時到着分です。当選者にはメールにてご連絡いたします。

インタビュートップへ

PAGETOP