アイドルだったらおまかせ!!
山田邦子+山咲トオル

アイドル大好きの山田邦子と山咲トオルが初対談。オタクぶりをこれでもかと存分に発揮して、話しは止まるところ知らず。じつは2人とも子どもの頃からサインの練習をしていたことも初告白。

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■ アイドルの姉的存在だった山田邦子 ■

山田子:かわいいね〜、そのジャケット。

山咲オル:ありがとうございます。レディースなんですっ!!
でもマネージャーが「いっしょに歩くの恥ずかしいから仕事以外では着ないでほしい」っていうんですよ。

子:私なんかクリスマスはフツーにサンタクロースの衣装で丸正に行っちゃうよ。でもサンタはまだいいのよ、一人でトナカイの衣装で歩くのは、寂しいよ〜(笑)。

オル:今日は、邦子さんのデビュー作「邦子のかわい子ぶりっ子」のレコードを持ってきました。

子:わあ、よく持ってたね!? 私持ってるかな…。いつだっけな……私がレコードデビューしたのは。

オル:81年です。小学校6年生のときの遠足のときにこのモノマネをしたので、空で3番まで歌えます。

子:うひゃあ!! この衣装は、ジャケットを撮影するということになって太田プロで初めて買ってもらった衣装。副社長が3万円くれて「新宿のサブナードで買ってらっしゃい」といわれたの。

オル:アハハハ。私、邦子さんや80年代のアイドルの方たち、小学校、中学校、高校のときにテレビで見ていた人とごいっしょすると緊張して石になっちゃうんです。「明星」「平凡」「近代映画」を全部買って読んでいたので、邦子さんがアイドルと対談しているページは愛読してました。

子:あったね、あったね。TBSで「パリン子学園」という番組があって、少年隊がデビューして、小泉今日子ちゃんと堀ちえみちゃんと松本伊代ちゃんだったかな…。

オル:メインが邦子さんとキョンキョンとちえみちゃんの3人でした。

子:わあ、よっぽど私のこと好きだったんだ!?

オル:アハハハ。

子:ああ!思い出した。その前に「ピンキーパンチ」という番組があって、芳恵ちゃんと伊代ちゃんが出ていて、その後に「パリン子学園」になって芳恵ちゃんが抜けてキョンキョンとちえみちゃんが入ってきたんだ。

オル:でも私は沖縄だったので、放送されてなかくて番組は見てないんです。

子:エー!!見てないの。それにしては詳し過ぎるよー。

オル:はい。だからすべては雑誌の情報なんです。

オル:でも邦子さんは当時のアイドルのお姉さん的な存在でしたけど、皆さんとは3、4歳しか違わなかったんですよね。

子:そうなのよ。今じゃみんな大人になっちゃって、会うとおじさんとおばさん同士みたいで、変な感じ(笑)。当時はお笑いで女性っていうと一人だけだったから、ポジションが難しかったみたいね。でもいろいろアイドルの子達から相談はされたよ〜。

オル:ヘえええ。

子:みんなかわいくて、ジャニーズの子なんか合宿所から脱出したくて、してくるんだけど、何をしていいかわからなくて自動販売機まで行ってジュース買って来たとか(笑)。

オル:かわいい〜。でも、それがうれしいのね、きっと。そういえば私の姉が86年にデビューした売れないアイドルだったんですけど(笑)、小さいプロダクションだったのに厳しくて、仕事が終わると家にまっすぐ帰って一歩も外に出ない1年半だったっていってました。

子:へえ、お姉さんアイドルだったんだ。何年デビュー?

オル:86年です。山瀬まみちゃん達と同じ年のデビュー。レコードデビューは少年隊の皆さんと同じ年でした。

子:今は?

オル:地元の沖縄でジモティタレントしてます。

子:へえ〜。でもトオルちゃんはどうしてアイドルにならなかったの?お姉さんがやっていたんならなおさらお付き合いもあったでしょう。

オル:高校2年のときにお話しはきたんですよ。でも、アイドルオタクだったから客観的に自分を判断することもわかってて、やっぱり男の子のアイドルはキツイよなと思って、ちょっとだけ話題になっても、1年か2年で消えちゃったらその後どうなるんだろうと……。やっぱり学校くらいは出ときましょうと思ったの。それでやめました。

子:そうか、でもやっぱりデビューできたね。少し遅くなったとはいえ、表舞台に出る人だったんだね。

オル:月刊「デビュー」っていうオーディション雑誌があって、かたっぱしから200くらいオーディションは受けたんです。

子:写真とか撮って?

オル:はい。友達に公園で撮ってもらったり。

子:ポーズつけたり、頬杖ついたり?

オル:そうです。

子:アハハハ。でもそういう青春ってあるよね。私も18歳のときに何を血迷ったのか、資生堂の「花椿」っていう広報誌の表紙モデルに一般募集のときに応募して、ちゃんと写真屋さんに行って写真撮ってもらたもの。直立不動だけど(笑)。

オル:アハハハ。

■ 好きなアイドルランキング ■

子:最初にアイドルに目覚めたのって誰?

オル:天地真理さん。伯母にコンサートに連れて行ってもらったのが最初です。

子:同じだ。私も真理ちゃん。小学校6年生のとき、とにかくかわいくてお人形のようだったものね。今は別人になっちゃったけど(笑)、でも今の真理ちゃんも好き。いっしょにお仕事もするけど、太ってしまったので、モノマネすると今は私の方が当時の真理ちゃんの声に近いんだ(笑)。

オル:私も今でも好きです。変わってしまっても会いた〜い。

子:そういうのってあるよね。今日はいいものを見せてあげようと思ってお宝を持ってきました。見せるだけだよ、あげないからね。ジャーン!!天地真理ちゃん人形。

オル:キャー!!やっぱり真理ちゃんってお人形よね〜。

子:真理ちゃんはこういうののはしりだったんだよね。この後からはいろんなアイドルのグッズが出たり、Tシャツ作ったりしたんだから。

オル:う〜ん。やっぱりアイドルの原点は真理ちゃんですよねっ。

子:いわゆるかわい子ちゃんというアイドルはやっぱり真理ちゃんでしょう。

オル:でも真理ちゃん人形は初めて見た!

子:これだけじゃないのよ、ピンクレディー人形もあるのよ〜。あげないからね〜。

オル:うわあああ!

子:しかも着せ替え。

オル:キャア!買ってもらえなかったわ、私は。いいな〜、全部欲しい!!でも別々に売っているとケイちゃんの方が売れるとかミーちゃんの方が売れるとかあるんでしょうね。

子:あるだろね〜。私はケイちゃんのファンだったんだけど、デビューしてミーちゃんにあったら、ミーちゃんがすごくいい人でミーちゃんのファンになっちゃった。キャンディーズはランちゃが圧倒的に好きだったの。でもデビューしてスーちゃんに会ったら「キャンディーズ歌おう歌おう」といってくれて、いっしょに歌ってくれて、それ以来スーちゃんが好きになっちゃった(笑)。

オル:私はミキちゃん派でした。ピンクレディはケイちゃんが好きでした。

子:総合的にいうとアイドルは誰が好きなの?

オル:1位が松田聖子さん。2位が2人います。天地真理さんと岡田有希子さん。

子:へえ〜、岡田有希子ちゃんが好きなの〜。

オル:はい。3位が岩崎宏美さん岩崎良美さん。早見優ちゃんと河合奈保子さん、松本伊代ちゃんと柏原芳恵ちゃん。

子:なるほどねえ。男は入らないの?

オル:男はトシちゃんかな。 邦子さんは?

子:1位がトシちゃん、2位が西城秀樹さん、この後は順位つけられないね。ピンクレディも入れたいし、岩崎宏美、良美はいいところついてるよね。私も大好きだもの。とてもハスキーな声なのに可憐で力強いでしょう。ふたりに「由紀さおりさん姉妹みたいになってほしい」といったら「う〜ん」といってた(笑)。

オル:幼稚園のときに伯母が「ロマンス」を買ってきて繰り返し聴いてるんですよ。「あなたが〜」というところを私の名前にして歌っていて、私は鳥肌がたって逃げ回っていた(笑)。

子:アハハハ。アイドルってかわいんだけど歌は下手、みたいなイメージがあったけど、じつはときどきすごい人が出るんだよね。聖子ちゃんは両方いいなと思ったよね。

オル:昭和55年にデビューした松田聖子さん、柏原芳恵さん、河合奈保子さん、岩崎良美さん、松村和子さん達は全員歌がうまい。4者4様のタイプと歌唱力がスゴイって思ってました。芳恵ちゃんなんかもすごいカッコイイと思ったもの。スパッツみたいな衣装で。

子:そう芳恵ちゃんはダイナマイトボディで、最後のアイドルなんじゃないかな。周りがきっちりガードしていて、だからものすごく純粋なの。歌もうまいしね。聖子ちゃんがデビューしたときは顔を出さないで売り出したんだよね。CMの声だけだったんだよね。

オル:最初はせめて歌だけでもって使ってもらったみたいですよね。

子:わかんないものだよね。その年の賞レースには全然入っていなくて、浜田樹里ちゃんが一番だったんだよね。いつも聖子ちゃんは泣きそうな顔、いつも困ったような顔で歌っていて、すごくインパクトがあったのよね。

オル:聖子ちゃんはレコード会社もそんなに本命視していなくて、それが「裸足の季節」が演歌みたいにジワリジワリ売れてきちゃって、「青い珊瑚礁」が1位取ったあたりから逆転しちゃったんですよね。

子:ほんとに詳しいんだねえ。

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