2018.09.14

2018年9月10日(月)　太田プロ月笑ライブ報告

マシンガンズ滝沢がTwitterでつぶやき大反響の「ゴミ清掃員あるある」。これをもとにしながら、イラストや書き下ろしエッセイを大幅に加えた本「このゴミは収集できません〜ゴミ清掃員が見たあり得ない光景〜」（白夜書房）が、本日（9月10日）発売されました。月笑開演前のロビーで出版記念のサイン会を開催すると、この日を待ちわびたファンが滝沢のもとへ！芸人を続けながら家族を養うために“ゴミ清掃員”になった滝沢の、飾らない姿がたくさん詰まっています。私たちの生活にかかせない、ゴミのことをよく知れる本でもあります。是非、たくさんの方々に読んでいただきたいです！

9月の月笑スタート！！

前説を担当したのは、はなび。期待の若手トリオが、丁寧にシステム説明をして、最後はコールアンドレスポンスで会場をあたためた。

はなび

MCを担当したのは、ダーリンハニー。アシスタントは、伊倉愛美。吉川が嬉しそうに「僕、鉄道が大好きで、野球チームのベイスターズも大好きなんです！なんと、 “ベイスターズトレイン”が走ることになりまして、この“ベイスターズトレイン”のイベントMCを3日間、させていただきました！」と報告すると、会場は祝福の拍手に包まれた。吉川は「楽屋が渋谷の駅長室なんですよ！その駅長室にハマの番長が入ってきて、『駅長！番長！駅長番長！』」と大興奮！夢が叶った、幸せオーラ全開の吉川だった。

MCダーリンハニー
アシスタント伊倉愛美

今月はG2コーナーの前に、スマホから次世代のタレントを応援するアプリ「mysta（マイスタ）」と月笑のコラボ企画『mysta太田プロライブ“月笑”参加権獲得チャレンジ』の優勝者が発表された。優勝者は、こじらせハスキー！

スナックで働くヨウコ（橋爪）は、ママ（ドイツ）に勧められて、ある曲を歌うとママの言動に驚愕するコントを披露した。頂点に立った、こじらせハスキーには副賞として賞金10万円が贈られた。

こじらせハスキー

そして、G2コーナーも、熱いバトルが繰り広げられる！

G2コーナーは、しらすのこうげき！／ジョウダンアオナナテンパイ／サイクロンZ／ぐりんぴーす／パーマ大佐／パニーニ／ストレッチーズの7組。

月笑本編初登場のしらすのこうげき！とジョウダンアオナナテンパイ。トップバッターのしらすのこうげき！は、糟谷がひよりのリコーダーを手にして悪いことをしようとしていると、ひよりに見つかってしまうのだが、そこから思わぬ展開となるパワフルなコント。ジョウダンアオナナテンパイは、風邪の治し方をテーマにローテンションの漫才。この2組をダーリンハニー吉川は「新幹線乗った後に、急にローカル線乗ったみたい」と例えた。サイクロンZは、小道具を度忘れしたマジシャンのコント。ぐりんぴーすは、落合になぞなぞを出す牧野。落合は、不思議な“牧野なぞなぞ”に、振り回されてしまう。パーマ大佐は、どんな曲もテレビ番組のCMにいく前の音っぽくする特技を披露する。パニーニは、「カラオケでアニメソングを歌っていてあまり知らない2番がきた時に誤魔化して歌う感じ」等、パニーニらしい細かいものまね。ストレッチーズは、 “Amazon”で漫画「スラムダンク」を購入した福島が、サイト上で表示される「ご購入品に基づくおすすめ商品」を購入していくと、あるルールが形成される。クイズのような楽しさもある漫才。

しらすのこうげき！

ジョウダンアオナナテンパイ

サイクロンZ

ぐりんぴーす

パーマ大佐

パニーニ

次はゲストコーナー（前半）で、『ゾフィー』（グレープカンパニー）がお葬式のコントを披露した。

企画コーナーは、マシンガンズ滝沢本出版記念企画「太田プロナンバー1ゴミ芸人を探せ選手権！」が開催された。

MCはダーリンハニー、ジャッチマンはマシンガンズ。太田プロで一番のゴミ芸人は一体誰なのか！？エントリーをしたのは、ぐりんぴーす、やさしい雨、アイデンティティの3組。それぞれに相方のゴミっぷりを語ってもらい、どれくらいのゴミがたまったのかを滝沢が判別する（半透明のゴミ袋に“ゴミジャッチとして”ゴミを入れていく）企画。コンビのどちらがゴミなのかにも注目していただきたい！

まず登場したのは、ぐりんぴーす。落合が、牧野のゴミエピソード「コンビで同時に結婚したんです。その時に先輩がご祝儀をくれたんですが、牧野くんは奥さんにご祝儀を一銭も渡していません！」を吐露すると、ゴミ清掃員・滝沢が大量のゴミを半透明のゴミ袋に入れた。牧野を分別すると、粗大ゴミなのだとか。

次に登場したのは、やさしい雨。吉本が松崎のゴミエピソードを「まずは見た目がゴミ。仕事によっては、露骨に手を抜く」等、絶え間なく発表すると、こちらも滝沢によって大量のゴミが集められた。分別すると、燃えないゴミ。

最後は、アイデンティティ。田島が見浦の不満（単独ライブを開催する約束のことなど）を爆発！大量のゴミが溜まり、アイデンティティ見浦の圧勝！！

次はゲストコーナー（後半）で、『わらふじなるお』（グレープカンパニー）が披露したのは、コンビニ店長とバイトの会話を主体としたコント。

ここで、ダーリンハニー出演のレギュラーコーナーとなる。吉川が自作した心理テストを題材にしたコント。

ダーリンハニー

そして、いよいよG1コーナー！

火災報知器／ポテンヒット／やさしい雨／マシンガンズ／宮下草薙／アイデンティティ／さすらいラビーの7組が登場！

火災報知器は、教習所の教官（高松）と生徒（小林）の不思議な関係。ポテンヒットは、ゾンビに追われた親友同士の二人。折田はこの展開から、ゾンビに襲われるよりも先に “ある不安”に襲われて…。やさしい雨は、上司から仕事のことでお叱りを受ける吉本。吉本が、あることを松崎に伝えると、松崎はそのことが気になって仕方ない。マシンガンズは漫才で、年をとってから野球を好きになった西堀が、好きなポジションを度忘れしてしまう。思い出すまでの、壮大なストーリーが始まる。俳優・西堀の真骨頂といったところか。宮下草薙は、先日、草薙が27歳になった。そこで、先輩が誕生日のお祝いをしてくれることになった。なぜか不安になった草薙のとんでもない妄想ストーリーが加速していく。アイデンティティは、お馴染みの野沢雅子さんと、「ドラゴンクエスト」の生みの親・堀井雄二さんに見浦がなりきる。さすらいラビーは、中田の夢「生まれ変わったらチアリーダーになりたい」を実現する。底抜けに明るい、コミカルなチアリーダーに、振り回される宇野だった。