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2023.04.13

太田プロライブ月笑2023/4月ROUNDライブレポート

月笑

小競り合い合戦!青色1号今期2勝目!

青色1号

青色1号のプロフィールはコチラ

青色1号
今月はアイデンティティと杉浦琴乃がMCを担当

今月はアイデンティティと杉浦琴乃がMCを担当

太田プロライブ月笑2023
<4月ポイント表>

GI
1位 青色1号 20
2位 ハマノとヘンミ 19
3位 群青団地 18
4位 さすらいラビー 17
5位 ストレッチーズ 16
6位 猫怪獣 15
7位 コンピューター宇宙 14
GII
1位 サルベース 10
2位 ロックス 9
3位 ジョウダンアオナナテンパイ 8
4位 周遊 7
5位 パーマ大佐 6
6井 サノライブ 5
7位 サイクロンZ 4
8位 リンゴゴリラ 3

太田プロライブ月笑 2023
<年間ポイント表>

総合
順位
芸人 2月  3月  4月  5月  6月  7月  9月  10月  11月  合計 優勝
回数
1 青色1号 20 19 20             59 2
2 群青団地 18 20 18             56 1
3 ストレッチーズ 16 17 16             49  
↑ 12月クライマックスシリーズ出場圏内 ↑
4 ハマノとヘンミ 14 9 19             42  
4 さすらいラビー 15 10 17             42  
6 コンピューター宇宙 9 17 14             40  
7 サノライブ 18 15 5             38  
8 センチネル 19 18 0             37  
9 サルベース 14 7 10             31  
9 ジョウダンアオナナテンパイ 10 13 8             31  
11 パーマ大佐 8 14 6             28  
12 猫怪獣 - 8 15             23  
13 ペニーレイン 6 4 0             10  
13 ガキフランキー 7 3 0             10  
15 ロックス - - 9             9  
15 リンゴゴリラ - 6 3             9  
17 周遊 - - 7             7  
18 ロングアイランド - 5 0             5  
18 ケンブリッジ 5 0 0             5  
20 サイクロンZ - - 4             4  
20 ぱぴよんぼういず 4 0 0             4  
22 初代ウメちゃん 3 0 0             3  

G1 1位…20p 2位…19位 3位…18p 4位…17p 5位…16p 6位…15p 7位…14p 8位…13p
G2 1位…10p 2位…9位 3位…8p 4位…7p 5位…6p 6位…5p 7位…4p 8位…3p
(不出場救済ポイントは廃止)
◎合計ポイントが並んだ場合の順位決定は、①1位獲得回数の多い順 ②直近での順位 ③前々回での順位 で決定。

2023年4月10日(月)太田プロ月笑ライブ報告

今月は風藤松原と藤本真未がMCを担当
今月は風藤松原と藤本真未がMCを担当

太田プロ所属の芸人たちが出演する事務所ライブ『太田プロライブ月笑2023/4月ROUND』が、4月10日(月)、東京・関交協ハーモニックホールで開催された。

太田プロ芸人が毎月開催されるライブでバトルし、年間王者を決める本イベント。今回のMCはアイデンティティ(田島直弥、見浦彰彦)と杉浦琴乃が務めた。

風藤松原
アイデンティティ
藤本真未
杉浦琴乃

スーツ姿の田島は、おなじみとなった声優・野沢雅子さんのモノマネ&ボケで会場を笑いに包む。前回の『月笑』は群青団地が初の優勝。若手の活躍に「世代交代じゃないですけど、若い方たちがどんどんきてる」と杉浦がこぼすと、見浦も「我々も知らない若手がいっぱいいますからね」と勢いのある後輩たちに期待を寄せた。

ジャイアントキリングを起こせ! G2の8組がネタを披露

まずは周遊。海を訪れたある設計士がお年寄りに話しかけられる。徐々にお年寄りの本音がこぼれて……。サイクロンZは、楽曲の歌詞に沿って振り付けを行う「歌はめダンス」で笑いを起こした。ロックスは、ラーメン屋に訪れた男性が店員にあるクレームを出す。原因は? リンゴゴリラは漫才。貫佳作が「オリジナルの相撲部屋を考えました」と言うが……。サルベースは、友だちの家を訪れた学生。友だちと彼の母の会話が気になる! 勝呂が「ハチミツを食べられるようになりたい」と話す漫才を披露したのはジョウダンアオナナテンパイ。独特の空気で笑いを誘う。パーマ大佐は、ストリートピアノをしている少年に絡む酔っ払いの男を演じた。最後はサノライブ。刑事がバーにやって来て聞き込み。店員と話していくうちに……。

周遊
周遊
サイクロンZ
サイクロンZ
ロックス
ロックス
リンゴゴリラ
リンゴゴリラ
サルベース
サルベース
ジョウダンアオナナテンパイ
ジョウダンアオナナテンパイ
パーマ大佐
パーマ大佐
サノライブ
サノライブ

中MCでは、サイクロンZのハプニングで持ちきりに。じつは、ネタ前の暗転中に早く出すぎてしまい、紹介用のプロジェクターが体に投影されてしまったサイクロンZ。それだけならまだしも、アナウンスされたキャッチフレーズが「おっちょこちょいなヒーロー芸人」という“奇跡のリンク”が起こり、会場は爆笑となっていた。田島はハプニングを振り返りつつ「あんな計算も何もしていないフリオチない!」と絶賛。サイクロンZが裏で悔しがっていたと明かした。

続いては、年間王者を手中におさめたい! G1ブロック!

『太田プロエンターテインメントカレッジ』在学生でG1まで上りつめた猫怪獣は、田舎のソフトクリーム屋さんでのひとコマ。店を手伝ってくれる甥っ子がトラブルを起こしてしまう。ハマノとヘンミは、高校生のヤンキーがタイマン。ケンカがいよいよ始まる……。「教育実習生」の綺麗な先生と、男子学生の叶わぬ恋を漫才で披露したのはさすらいラビー。中田のキャラが笑いの大爆発を起こす。コンピューター宇宙は、好きな動物について語り合う。はっしーはっぴーがある生物を挙げるところからネタが展開した。ストレッチーズは、高木のもとに祖父から宅配便が届いたという。福島があることを注意すると、高木が苛立つ。青色1号は、野球部員が言い合いから喧嘩に。ヒートアップしてしまう。群青団地は、ヤンキーと勉強を頑張る学生との教室でのやりとり。ヤンキーは「課題見せろよ」と暴力的だが……(※センチネルはスケジュールの都合により休演)。

猫怪獣
猫怪獣
ハマノとヘンミ
ハマノとヘンミ
さすらいラビー
さすらいラビー
コンピューター宇宙
コンピューター宇宙
ストレッチーズ
ストレッチーズ
青色1号
青色1号
群青団地
群青団地
三四郎
三四郎

そしてゲストコーナー! 1組目は、三四郎(相田周二、小宮浩信/マセキ芸能社)。結成16年以上の漫才師がしのぎを削る賞レース『THE SECOND~漫才トーナメント~』でもノックアウトステージを勝ち上がり、16組まで残っているふたり。相田がひょうひょうとボケれば、小宮がキラーワードをまぜたツッコミを入れる。「占い師」を題材にした漫才を見せた。

宮下草薙
宮下草薙

2組目は、約半年ぶりに『月笑』に帰って来た宮下草薙(草薙航基、宮下兼史鷹)。コミュニケーションがなかなかとれないという草薙が、あるシチュエーションを振り返って「どうすればいいのか」を問う漫才。最後はヒートアップし、草薙の感情が爆発。まるで本気で喧嘩をしているようなやりとりが続き、草薙が宮下のオチ台詞まで奪ってしまう!

アイデンティティ
アイデンティティ

トリを飾ったのは、本大会でもMCを務めたアイデンティティ。サッカーが好きだという田島が、試合終了後のインタビューを受けてみたいと語る。そこで、インタビュアー役の見浦が話を聞くのだが、いろんな選手がやって来て……。過去2年連続『月笑』王者となった実力を見せてくれた。

三四郎とのトークコーナーでは『THE SECOND』の話題に。決勝進出するべく意気込むふたり。そんな中、小宮がマイクを使った芸で会場の爆笑を誘うが、だんだん笑いが薄れていったことで「お客さん入れ替わりました?」と問いかけ、再び笑いを巻き起こした。

三四郎とのトークコーナー
三四郎とのトークコーナー

続いては、宮下草薙とのトーク。ふたりの漫才を見た田島が「ここで喋りたいこと喋ってうらやましい。漫才師の在るべき姿」と舌を巻くと、見浦も「どこまでがネタなの?」と問いかけた。漫才の最後、草薙が暴言を吐いていたが、宮下は「あとでちゃんと謝ってくれる」と説明していた。

宮下草薙とのトーク
宮下草薙とのトーク
芸人国語

なお、今回は来場者プレゼントとして「月笑タンブラー」が抽選で20名様にプレゼントされた。

次回『太田プロライブ月笑2023/5月ROUND』(配信あり)は5月8日(月)、太田プロJr.ライブは4月30日(日)に、関交協ハーモニックホールで開催予定。ゴールデンウィーク直後のお笑いガチバトル。若手芸人がぶつける“笑い”をぜひ浴びに来ていただきたい!

浜瀬将樹(はませ・まさき)1984年生まれのライター。各エンタメサイトにて、お笑い、ドラマ、映画などのコラムやインタビューを担当している。